【宜野湾市】変わりゆく普天間界隈、~三角食堂周辺の今~をお伝えします。ぎのわんヒルズ通り、すずらん通り、万年通り沿いの区画整備が進んでいます。
市が進める普天間線沿道地区計画に伴い、普天間界隈の整備開発が進んでいます。その区画整備で、2024年に惜しまれつつ閉店した「三角食堂」周辺はどうなっているのでしょうか。

2024年撮影
普天間入口バス停から出発します。ぎのわんヒルズ通りの賑わいで注目度の高い通りです。琉球大学病院のある、西普天間地区の入り口もこの通り沿いです。ぎのわんヒルズ通りをサンエー食品館普天間店から万年通りへ向かいます。
スズラン通りの交差点です。ここ数年で話題の店舗がぞくぞく開業して、こちらも注目度の高い通りですが、道路沿いの店舗ビルや住宅などの取り壊しが進んでいます。
さらに万年通りを進むと、樹齢100年?!(OTVインタビュ-より。実齢不明)の松の大木が鎮座しています。願わくは、伐採せずに変わりゆく普天間をずっと見守ってもらいたい存在です。
その先に続く国道330号線を挟んだ5叉路の交差点は、三角の建物に桜がトレードマークだった三角食堂の跡地。ご覧の通り整地されています。
開業より49年、最後の営業日には名残惜しさに沢山の方が三角食堂に駆けつけました。

2024年撮影 三角食堂の定番 おかず
惜しまれつつその歴史を閉じた三角食堂ですが、沖展出展者の中にもファンがいらしたようです!

2025年度沖展 出展作品 許可を得て撮影
三角食堂跡地から向かって左手にはコンクリートの3階建てほどの建物が。芸術家(故)・山田真山氏のアトリエです。全国的に有名な沖縄平和記念公園にある平和祈念像を手がけた際の原型が保管されています。高さ12m、幅約8mの像は、完成までに18年かかったそうです。
40年以上が経ち原型の劣化が進んでいますが、この貴重な文化財を改修して公開する計画があります。長期間人目に触れずアトリエで保管されていましたが、街の開発に伴いアトリエを解体し、交流施設を建設してそこで公開する計画です。
5叉路を普天間高校に向かうと、雑居ビルが撤去され隠れていた校舎が通りから見えるようになりました。さらに進むと、開発に先立って完成した普天満宮前の門前広場へでました。
週末はイベントなどで利用されていて、賑わいをみせています。

2025年3月22日撮影
日々変わりゆく街並、名残惜しさと新たな賑わいへの期待が入り交じる普天間の様子を、これからもお伝えしますのでお楽しみに!!
三角食堂跡地はこちら↓