【浦添市】りっか!浦添 地域体験イベント「浦添産繭玉で迎える午の縁起人形を作ろう」島桑や沖縄の養蚕についても学べます!

浦添市で好評開催中の “りっか! 浦添” の伝統文化プログラム、「繭玉で人形作り体験♪」に参加させていただきました。sun silk okinawa biken会場となったのは浦添市養蚕絹織物施設サン・シルクサンシルク今回の体験は、島桑を食べて育った蚕の繭玉を使って来年の干支、午の干支飾りを作るというものです。まず制作を始める前に、沖縄養蚕の歴史をざっくりと学びました。

繭玉

そして繭玉の干支飾り作りを主催した沖縄美健販売のスタッフ、伊佐さんと祖納元さん指導のもと、参加者の皆さんと楽しく制作。

sun silk okinawa biken

画像提供 沖縄美健販売

一時間半ほどの時間をかけてそれぞれ個性的で素敵な干支飾りが完成しました!

sun silk okinawa biken

画像提供 沖縄美健販売

お二人は指導の合間にも蚕の事、島桑の事を説明してくれました。参加者も「へぇ~」「知らなかった」など、新たな発見と学びがあった様子。

sun silk okinawa biken

画像提供 沖縄美健販売

“りっか! 浦添” の「繭玉で人形作り体験♪」は、11月29日(土)にも開催されます。空きがない場合は、2~5名のグループで別日に体験教室開催をリクエストできるそうなので、興味のある方は詳細をインスタグラムでご確認ください。sun silk okinawa biken浦添市は島桑栽培や養蚕事業に力を入れています。桑の葉で養蚕を行い、絹の糸を紡いで織る「うらそえ織」や高い栄養価が注目されている島桑のパウダーやお茶の加工品など、浦添の特産品としてサン・シルク一階のショップや県内スーパーなどで販売しています。“りっか! 浦添” 期間限定で、「桑の実入り台湾カステラ」や浦添桑づくし御膳」を提供する店舗もありますので気になる方は店舗へ足を運んではいかがでしょうか?

桑の葉を茶葉に加工した「てだ桑茶」

浦添織

サン・シルク2階 浦添織工房

沖縄の養蚕について(体験教室で配布された資料より)

その歴史は15世紀にさかのぼります。中国から久米島に養蚕が導入され、後に久米島紬が誕生します。大正時代になると、養蚕は全県下に普及しますが、沖縄戦によって壊滅的な打撃を受けてしまいます。化学繊維の登場もあいまって衰退していた養蚕ですが、近年は蚕のたんぱく質(セリシン)の美容成分、高たんぱく・低脂肪のスーパーフードとして注目されています。さらに蚕の遺伝子研究は医薬品開発にも応用されています。

「りっか!浦添」とは、史跡めぐりや観光名所を訪ねるだけではない、浦添の魅力を束ねた30日間の体験イベント。地域資源を生かした、伝統・文化、識る、食、健康、交流、美の6つのカテゴリーでご案内します。

イベントを通じて浦添市民、沖縄県民、国内外からの観光客に琉球国の歴史を肌で感じてもらいながら楽しんでもらい、浦添に暮らしている人には浦添のことをもっと好きに、浦添以外に暮らす人には「浦添っていいな」と思ってもらえるような地域づくりを目指しています。ホームページより

サン・シルク (浦添市絹織物施設)はこちら↓

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!