【宜野湾市】紫色とマネキンがインパクト強めの、かつらの総合メーカー「司屋」が閉店・売り尽くしセール中。
創業50年以上の歴史がある、かつらの総合メーカー「司屋」の店舗前に、閉店の張り紙があると情報を頂きました。以前は大山の国道58号線沿いに店舗をかまえていましたが、数年前に現在の伊佐へ移転。早速確認のため店舗へ向かうと、窓には閉店・売り尽くしとあります。大山の店舗は、紫色の建物にかつらをかぶったマネキンがずらっと並んだショーウィンドーを2度見してしまうほどのインパクトでした。現在の店舗も、規模は縮小したものの、ちょんまげ姿?!のマネキンが鎮座した紫色の建物は存在感を放っています。
店内は小ぢんまりとしており、所狭しとカツラ姿のマネキンが並んでいます。司屋のオーナー、宮城さんがいらっしゃったので早速お話を伺いました。「宜野湾市大山の店舗から規模を縮小し、現在の場所へ移転して営業を続けていましたが、事情によりお店をたたむ予定です。はっきりとした閉店の日程はまだ決まっていません」。
店舗奥のガラスケースにはちょっと変わった形のカツラが並んでいます。琉球舞踊の伝統髪結い「からじ」のかつらです。宮城さんが独自に「からじ」のカツラを作り始め、長年の経験と技術で依頼者に合った「からじ」を一つずつ手作業で制作しているそう。琉球舞踊の舞台や、首里城祭などでも宮城さんの「からじ」が使われているとおっしゃっていました。
「閉店の確実な日程が決まらない理由は『からじ』制作の後継者が見つからないからなんだよ。」と話してくれた宮城さん。
「おしゃれウィッグや医療用などは他でも手に入るけど、『からじ』は特別だから。沖縄の文化継承や、琉球舞踊に興味がある方、われこそは!と強い気持ちで長く続けていける方がやってくれるといいけどね~。」と作業場から作りかけの「からじ」を見せてくれました。
今回、閉店のお知らせの確認で伺いましたが、どうにか宮城さんの “匠の技” が継承されて「閉店とりやめ」のお知らせが入りますように、と願いつつお店を後にしました。ウィッグや「からじ」の購入、お問い合わせは看板に表示されているお電話番号か、直接来店してご確認ください。
駐車場は店舗前にあります。
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