【宜野湾市】ドローンで自立と社会貢献を目指します。プロペラペンギン主催 All about Drone @ Ginowanが開催されました。
去った2025年8月24日(日)、25(月)の両日、プロペラペンギン主催 All about Drone @ Ginowanが開催されました。プロペラペンギンは、大河 正治(まさはる)さんが代表を務めるドローンの会社です。ドローンスクール、空撮、建物点検などをはじめ、障がい者支援にも力を注いでいます。
大河さんの息子さん、満月(みづき)さんは難病で身体障がいがあり、車椅子で生活をしています。「息子と何かで一緒にできることはないか」と探していたところ、とあるドローン飛行体験会に参加したお二人。満月さんは初心者ながらプロも驚かせる操縦の腕前で、その時に正治さんはドローンの可能性に着目。障がいを持つ方にも操縦可能なドローンで自立支援したいとの思いから会社を設立されたそうです。
今回のイベントは、3つの部で構成されており、宜野湾市内の各会場で行われました。
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ドローン水難救助デモンストレーション
ぎのわんマリン支援センター
最新のドローン、水中ドローンを使った水難救助・捜索デモンストレーションを実施。
産業用ドローン点検・測量セミナー
宜野湾市立多目的広場
点検・測量分野で活躍する最新の産業用ドローン、およびカメラの性能を体験できるセミナー。
ドローン飛行体験会
宜野湾市大山区公民館
お子様から大人までどなたでも気軽にドローンの操縦を体験できます。
筆者は③ドローン飛行体験会へ参加。ドローンを間近で見るのも、もちろん操縦するのも初めて。 会場にはシミュレーターのコーナーもあり、ゲーム感覚で操縦を体験することもできます。
ドローン本体は思ったよりも小さくてカメラが搭載されており、飛行中に撮影される画像がリアルタイムでパソコンのモニターに映し出されます。
会場では健常者の方、障がいのある方が一緒になって体験会に参加しました。コントローラーを両手で握り、言われたとおりに操縦したつもりでしたが、バランスやスピードなどの調節がなかなか思い通りにはいきません。
どうにか数メートル先のテーブルに並んだターゲットをキャッチしてリターン。
満月さんにお手本を見せてもらったところ、さすがの腕前です。
過去には宜野湾市大山の伝統行事、“大山大綱引き”の空撮や、満月さんが通っていた学校の校舎のドローン撮影を担当したこともあるそうです。
障がいや病気を持つ方でもドローンの操縦はスクールで資格を取れば可能です(年齢や資格の種類は要確認)。
就職の機会均等、地域社会の安心・安全の確保、新たなビジネスの可能性の一つとして、ドローン技術は今後ますます成長・期待されていきそうですね。
今回このイベントを紹介していただいた真志喜中地域コーディネーターの桃原さんも、真志喜中学生たちのキャリア教育支援の一助として、ドローン飛行体験会の開催を実現させるために準備中とのことでした。
プロペラペンギン
” ジャパン・ドローン・オペレータースクール ( JDOS ) 沖縄 “の詳細は公式サイトにてご確認いただけます。
取材・撮影を承諾いただいた大河さん、このイベントを紹介くださった桃原さん、ありがとうございました!
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