【浦添市】テーマは沖縄の公共建造物。(社)沖縄しまたて協会主催 2025写真コンクール 作品募集 2025年9月30日(火)まで。県内在住の中学・高校生が対象です。
(社)沖縄しまたて協会主催 2025写真コンクール 作品募集 2025年9月30日(火)まで。テーマは沖縄の公共建造物。県内在住の中学・高校生が対象。このコンクールは第15回沖縄ふるさとづくりコンクールと題して、沖縄の公共建造物を被写体にした写真を募集しています。道路・橋・トンネル・河川・ダム・護岸・公園などがテーマで、中学生の部、高校生の部が設けられています。
募集要項、WEB応募フォームはホームページをご確認ください。
宜野湾市の新しい橋といえば、琉球大学付属病院の移転先、西普天間地区に開通した「安仁屋(アンナ)橋」。このエリアはまだ開発中で今後ますます通行車両が増えてゆく場所。「今」しか撮れない風景が見つかるかもしれませんね~。
筆者が通りかかった日は朝からティダ(太陽)かんかん、橋の前方の雨雲が急にスコールを降らせました。5分もすると、大きな虹! 遠くに東シナ海が望めます。
ところで「安仁屋(アンナ)橋」の名前の由来ですが、戦後に消えた集落の名、「安仁屋」にちなんでいます。
公募で決定してニュースになっていたので知っていたのですが、橋の反対側には「イシジャー」と書かれており、気になって調べてみました。
宜野湾市文化課によると↓
❝橋の橋名板は通常、片方に橋の名前、もう片方には川の名前が刻銘されています❞ ということは、「イシジャー」は橋の下に流れる川の名前なんですね。
さらに、❝石川-イシジャーは、普段は水が流れない枯れ谷❞ らしいです。なるほど~、橋の下を覗いてみると、草が生い茂っていて水らしいものは確認できません。❝県指定天然記念物のクロイワトカゲモドキが生息している場所でもあり、渓谷の両脇には、背後の石灰岩を利用して約120基前後の多種多様な型式の古墓が分布している❞ とのこと。 パッと見るだけではわからない、貴重な場所なんですね~!
❝このような貴重な地形や生態系を崩さないようにと、川を埋めずに橋を架けることが決定、橋脚を一本も使わない最先端の工法が採用されました❞
色々調べてみると知らなかったことが沢山!公共施設の建設には自然や歴史・文化を保護するためにいろいろな工夫がされていることがわかります。

2025年2月 西普天間地区に開通した市道23号に掛かる伊佐浜橋
写真コンクールの撮影に行くときも、被写体の背景、沖縄の自然や地域の歴史・文化も調べてみると面白いかもしれませんね。
一般社団法人 沖縄しまたて協会はこちら↓